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トラブル

Webの画像を印刷物に使ったら画質が悪いんだけど・・・

みなさんはWebの画像を印刷物(パンフレットなど)に使ったらかなり画質が悪かった・・・なんてことはありませんか?
今回はこのことについて、新入社員の犬井くんと犬井くんの教育係である猫田先輩のやり取りをストーリー形式にして分かりやすくお伝えします!

人生最大のピンチ!というほどでもないけどよくある失敗例

新入社員の犬井くんは自社商品のチラシを作成するよう依頼されています。
犬井くん:「明日の午前中が提出期限か。 時間はないけど、Web上に素材が全部あるから画像も文章もそのまま使えるな。」

名称未設定-5.png

ところが、実際にチラシを作成し、印刷してみるととんでもないことに?!?!
犬井くん:「うわ、画像がモヤモヤ!!拡大したらモザイクだらけだ。どうしよう・・・。」

tirasi.png

このモヤモヤをどうにかしないと明日の提出には間に合いません。
それを見ていた猫田先輩が困っている犬井くんに気がつきました。

猫田先輩:「そのチラシの画像、かなり画質が荒いね。その画像はWeb用に加工してあるから印刷物に使うには解像度が低くて、そのままでは使えないよ。加工前の解像度の高い画像もあるからそれを使って作ってみるといいよ。」
犬井くん:「そうなんですか!Web用と印刷用ではきれいに見えるときの解像度が違うのですね。ありがとうございます!」

猫田先輩のおかげで今回は事なきを得ることができたようですね。

犬井くん:「ところで猫田先輩、『解像度』って何ですか。」
猫田先輩:「解像度っていうのは、簡単に言うと画像の『精度』かな。例えば『解像度が72ppi(pixel/inch)の画像は、1インチの長さの中に1ピクセルの箱が72個並んでいる』ということだよ。縦100px、横100pxの2枚の画像があって、それぞれの解像度が72ppiのものと300ppiだとしたら、印刷したときにどちらの方がキレイな画像だと思う?」
犬井くん:「・・・300ppiの方ですか?」
猫田先輩:「その通りだよ。1インチという同じ長さの中に300個の箱があるわけだから、72ppiよりかなりきめ細かいよね。」
犬井くん:「そうなんですね!ようやく分かってきました。」

解像度は画像の使用用途で異なる

Web用か、印刷用か

画像は「紙で見るか」「画面で見るか」
通常はだいたいこのどちらかだと思います。

この「紙で見るか」「画面で見るか」の違いで、適切な解像度が異なるのです。

印刷用の解像度

印刷に適切な解像度は「300~350dpi(dot/inch)」とされています。

※dpi(dot/inch)は印刷用の単位で、300dpiも300ppiも同じだと思っていただいても問題はありません。 名称未設定-8.png

Web用の解像度

Web用の適切な解像度は「72ppi(pixel/inch)」です。印刷用と比べると低い解像度で十分なんですね。

名称未設定9.png

何気なく猫田先輩が使っていた72ppiと300ppiの数字はweb用と印刷用のそれぞれの解像度を表していました。

WebにはWeb用の、印刷には印刷用の画像が必要

印刷用で解像度の高い画像はWeb用に低く加工できますが、Web用の低い解像度の画像を印刷用に高くすることは困難です。

犬井くんが最初に作ったチラシでは、分かりやすく例えて言うと、縦横の箱の数を変えずに箱そのものを大きくしてしまったようなものです。結果的にそれが画質が荒くなった原因につながってしまいました。
そうならないためには、web用と印刷用の画像をそれぞれきちんと用意することが必要であるということですね。

また、今回のように「Web用に作った画像と同じものを印刷物にも使いたい」というときのために、印刷に対応できる元画像データを残しておきましょう。

Web業界のあるある話でした。みなさんも犬井くんのようにならないように注意してくださいね!

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